前回の”属性攻撃強化の倍率上限は「+150」と「×1.6倍」の二種類!|おすすめLv考察”に続いて、今回も属性関係のお話です。
モンハンクロス系では、”連撃の心得”という、連続攻撃で会心率が上がるスキルがありましたが、アイスボーンでは、その属性版とも言うべき、“属性加速”と”真・属性加速”が追加になりました。なかなか使い勝手の良さそうなスキルに仕上がっています。
この記事では、”属性加速”と”真・属性加速”スキルが発動する装備、属性値の上昇量、連続攻撃の必要回数やスキル継続時間などについて、詳しく解説していきたいと思います。
“属性加速”&”真・属性加速”スキルが発動する装備
”属性加速”スキルは、ネロミェール防具のEXテンタクルシリーズを「二部位」、”真・属性加速“の方は同じく「四部位」装備することで発動するスキルです。
ベースとなるスキル構成を見てみると、α装備は、「体術5 スタミナ急速回復3 属性やられ耐性3 整備3 渾身2」、β装備は、「体術3 スタミナ急速回復3 属性やられ耐性1 整備3 渾身1」、2020/5/1に追加された歴戦王ネロミェールのテンタクルγ装備では、「体術4 回避性能4 ランナー3 スタミナ急速回復3 回避距離UP3 回復速度2 水属性攻撃強化2 雷属性攻撃強化2 属性やられ体制1 整備1」となっています。
どれも、スタミナ消費量の大きい、弓や双剣と相性が良さそうなスキル構成ですね。
所で、テンタクルαやγの男性用装備の見た目は何ですかねこれ… 女性用装備は、結構カワイイと評判なのに! モンハンの装備の見た目の男女格差は、昔からですけども(笑)
“属性加速”と”真・属性加速”はどんなスキル?
まずは、スキル説明文から見ていきましょう。”溟龍(めいりゅう)の神秘”というシリーズスキルの、”属性加速“と”真・属性加速“のそれぞれのスキル説明文は、
- 属性加速:継続してモンスターに攻撃を当てると一定時間、属性解放/装填拡張Lv2が発動。さらに、属性攻撃力も少し上昇する
- 真・属性加速:継続してモンスターに攻撃を当てると一定時間、属性解放/装填拡張Lv3が発動。さらに、属性攻撃力も上昇する
となっています。
まずは、この“少し上昇”と”上昇”の数値を、具体的に検証してみました。
“属性加速”と”真・属性加速”の属性値上昇量
色々な武器で、”属性加速”と”真・属性加速”を発動させて検証してみた結果、
属性値上昇量 | |
属性加速 | +60 |
真・属性加速 | +150 |
の、固定値上昇となっている事が判明しました。固定値上昇なので、元の属性値が低くても大丈夫です。
属性攻撃強化スキルの計算式を見てみると、
属性攻撃強化Lv | 属性値計算式 |
Lv1 | +30 |
Lv2 | +60 |
Lv3 | +100 |
Lv4 | 元属性値×1.05+100 |
Lv5 | 元属性値×1.1+100 |
Lv6 | 元属性値×1.2+100 |
なので、”属性加速“の方は、ちょうど”属性攻撃強化Lv2″と同じ上昇量になっています。
“真・属性加速“と”属性攻撃強化Lv6″を比較してみると、ちょうど“元の属性値250″で同じ上昇量に。それ以上元の属性値が上がると、掛け算部分のある“属性攻撃強化Lv6″の方が有利になっていきます。
属性値の増加上限値などについては、”属性攻撃強化の倍率上限は「+150」と「×1.6倍」の二種類!|おすすめLv考察“の記事にまとめてありますので、良かったら併せてお読みください。
次は、”属性解放/装填拡張“の部分について見ていきましょう。
「属性解放/装填拡張」部分について
“属性解放/装填拡張“のスキル説明は、
- Lv1:隠された属性の1/3を引き出す。/一部の弾の装填数が増加
- Lv2:隠された属性の2/3を引き出す。/多くの弾の装填数が増加
- Lv3:隠された属性を100%を引き出す。/ほとんどの弾の装填数が増加
です。
先ほど検証した属性上昇量の数値と合わせると、
スキル効果 | |
属性加速 | 隠れ属性値×2/3+60 |
真・属性加速 | 隠れ属性値+150 |
となりますね。
隠れ属性値が無い場合や、普通に属性が付いている場合は、そのまま「+60」と「+150」されるだけです。
ちなみに、属性加速の方の”属性解放/装填拡張Lv2が発動”というのは、“スキルレベルが+2される”という意味なので、装飾品などで“属性解放/装填拡張Lv1″を発動させておけば、ちゃんとレベル3で発動し、属性値に”+60″されますので、ご心配なく!
これを含めて、「隠れ属性値が390の場合」を例にして表にまとめてみると、
となりました。
隠れ属性値がある場合の属性値増加量は、かなり大きいですね。“テンタクル2部位+解放珠”での発動が、装備の自由度や属性値の上がり方から、コスパが良さそうです。ボウガン系で、装填拡張Lv3を付けたい場合にも、有効な方法だと思います。
続いて、スキル発動条件の、「継続してモンスターに攻撃を当てる」とはどういう事なのかについて解説していきたいと思います。
“属性加速”と”真・属性加速”の発動条件
「継続してモンスターに攻撃を当てる」とは
“属性加速”と”真・属性加速”の発動条件は、「継続してモンスターに攻撃を当てる」です。
スキル説明文には、いつもの様にざっくり書いてありますが、一体、「何秒以内に、何発」攻撃を当てればいいのでしょう。例によって、トレーニングエリアで検証してみました。
4秒以内のヒットを5~6回繰り返す
弓や大剣、スラッシュアックスなど、色々な武器種で荷車をぶっ叩いて試してみた所、どうやら、ほとんどの武器種と攻撃方法で、
「“4秒以内にターゲットに攻撃を当てる”のを、5~6回繰り返す」
で発動するという共通点がありました。なお、全ての武器種でこれに当てはまる訳ではありませんので、ご参考程度とお考えください。
弓の連射やボウガンの貫通弾などは複数ヒットしますが、その場合は、”1射撃を1回とカウント“する方式で計算されている様です。4秒以内に再ヒットすれば、攻撃が外れても問題ありませんでした。
双剣の場合は、”乱舞ワンセット+数回”の攻撃で発動したりと、特殊なカウント方法になっている場合もありました。
弓の場合の攻撃回数と発動までの秒数
ちなみに、一番属性加速と相性の良さそうな弓で、スキル発動までの攻撃回数と秒数を計測してみた所、
攻撃方法 | 攻撃回数 | 秒数 |
R2射撃のみ | 5回 | 約3秒 |
CS射撃 | 5回 | 約5秒 |
CS射撃+剛射 | 6~7回 | 約8秒 |
という結果になりました。”CS”は、”チャージステップ”の略です。
最速で発動したい時は、R2でパシャパシャやるのが良さそうです。
“属性加速”と”真・属性加速”のスキル継続時間
ストップウォッチ片手に測ってみた結果、”属性加速”と”真・属性加速”の発動継続時間は、両方とも”45秒間”でした。そこそこ長いですよね。
一度発動さえしてしまえば、何もしなくても45秒間は効果が継続します。逆に、連続で攻撃を当て続けていても、45秒経った時点で100%強制終了になります。
“属性加速”と”真・属性加速”の比較表
最後に、ここまでの結果をまとめて、比較表を作ってみました。
発動条件や、加速状態の継続時間に関しては全く同一で、“属性値上昇量”と”属性解放/装填拡張のレベル”は、スキルレベルによって上昇していました。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アイスボーンから追加された、“属性加速”と”真・属性加速”スキル。
発売前の公式コメントなどでも、このスキルの存在は公表されていましたね。
発動要件が簡単で、継続時間もそこそこ長いので、使い易いスキルに仕上がっていると思います。
元々スタミナ関係のスキルが豊富なテンタクルシリーズなので、弓や双剣と好相性。他の武器種でも、珍しい”属性やられ耐性“や汎用性の高い”整備“目的で装備するのも良いでしょう。四部位必要な”真・属性加速”が重ければ、二部位で発動する、”属性加速”だけでも良いと思います。
また、”隠れ属性値”のある武器を使いたい場合や、ボウガンで装填拡張を使いたい場合は、「テンタクル2部位+解放珠」辺りで”属性解放/装填拡張Lv3″を発動させるのが、おトク感がありますね。
さて次回は、今回ご紹介した“属性加速”&”真・属性加速”と、その前の記事でご紹介した、イヴェルカーナ防具の“冰気錬成”の、ダメージ比較などをしてみたいと思っています。良かったら、お読みくださいませ。