前回は、「大剣・片手剣・太刀・双剣」の、各主要攻撃モーション毎の、属性ダメージ割合を検証していきました。
未読の方は、ぜひ”各攻撃の属性ダメージ割合解明|大剣 片手剣 太刀 双剣編“の方を先にお読みくださいませ!
さて今回は、引き続き「スラッシュアックス・チャージアックス・ハンマー・狩猟笛・操虫棍」の、属性ダメージ割合を検証していきたいと思います。
結構意外な検証結果になっている事も多く、面倒だけどなかなか楽しい検証になりました(笑)
なお、属性ダメージ割合は肉質や武器によって当然変わりますので、一連の検証は、“全体をざっくり比較する為の目安”ぐらいにお考えください。
皆様の、スキル構成や、属性強化時に有利な行動などの、参考になれば幸いです。
属性ダメージ割合ランクについて
“属性ダメージ割合○○%“だけでは、やや分かりにくいと思いますので、攻撃モーション毎に、
の、属性割合ランクを設定しています。
大体、”15.0%前後のランクB“ぐらいであれば、平均的な属性ダメージ割合と言えると思います。
なお、ランク付けの属性割合は、属性未強化時の数値を参照しています。
“属性割合の検証条件”及び、”柱肉質”については、前回の、”各攻撃の属性ダメージ割合解明|大剣 片手剣 太刀 双剣編“の方をお読みくださいね。
それでは早速、スラッシュアックスの属性ダメージ割合から見ていきましょう!
スラッシュアックスの属性ダメージ割合
スラッシュアックスの斧モードの”抜刀斬り“は、属性割合20.0%でランクA。
“斧振り回し(〇)×3⇒強化叩きつけ(△)“の斧強化コンボでは、強化叩きつけの物理モーション値が大きく、平均すると属性割合12.3%でランクCでした。斧モードでは、行動によって結構差が出ていますね。
逆に剣モードでは、”剣抜刀斬り“、スラッシュゲージを溜めやすい”飛天連撃(〇)“コンボ、”△×3⇒〇“の剣六連高DPSコンボ、張り付きパンパンの”零距離属性解放突き(△+〇)“などの主力技で、全て15%前後のランクB(平均的)と、癖のない属性割合となっていました。
スラッシュアックスは、極端に属性ダメージ割合の低い攻撃がなく、属性攻撃的に使い易い武器種と言えるでしょう。
ちなみに、強属性ビンの”蛮炎剣斧ロギンシスカ(基礎攻撃力285 火属性値600)“で、ゲージ強化なしの剣抜刀斬りだけ試してみた結果、
- 物理ダメージ:87
- 属性ダメージ:30
- 属性ダメージ割合:25.6%(rank S)
と、さすがの高い属性ダメージ割合となっていました。
チャージアックスの属性ダメージ割合
平均的だったスラアクに比べ、チャージアックスは、かなり属性割合の変動が激しいです。
剣モードの”剣抜刀斬り“や、繁用する”溜め二連斬り(〇溜め)“では、属性割合17.3%と15.7%で、両方ランクBで平均的な属性ダメージ割合でした。
しかし、”斧抜刀斬り(R2)“では、属性割合7.0%で、残念ながらランクD(論外)に。
“超高出力属性解放斬り(△+〇)“に至っては、ビン爆発を物理ダメージと見た場合ですが、全武器種中最低レベルの3.8%となりました…
まぁ、榴弾ビン解放には、属性は全く乗りませんので、仕方のない所でしょう。
なお、今回の計測は全て、”盾強化あり+剣強化なし”で行っています。
アイスボーンから追加された新強化、”斧強化状態“では、どういう理屈かビン爆発にも属性が乗る様なのですが、”斧抜刀斬り“で7.7%のランクD、”斬り上げ(△)⇒属性解放斬りⅡ(〇)“の定点高火力コンボでも7.8%のランクDと、属性攻撃的には微妙な数値となっていました。
「属性攻撃したければ、強属性ビン使えばいいじゃん!」という事なんでしょうかね。
なお、強属性ビンについても、高い氷属性値を持つ「ディープシュネーゲルⅡ:攻撃力900 氷属性値480」で少し調べてみた所、
攻撃方法 | rank | Hit数 | 物理 ダメージ | 属性 ダメージ | 属性割合 | 属強Lv6 ダメージ | 属強Lv6 属性割合 |
剣抜刀斬り | S | 1 | 56 | 17 | 23.3% | 23 | 29.1% |
斧抜刀斬り | C | 1 | 154 | 17 | 9.9% | 23 | 13.0% |
超属性解放斬り | SS | 9 | 503 | 831 | 62.3% | 1173 | 70.0% |
となっていました。
超高出力属性解放斬りの属性割合は、なんと驚異の62.3%!
今度はビン爆発を属性値と見ているので、属性割合が高くなるのは当然なんですけどね。
ハンマーの属性ダメージ割合
ハンマーは、”抜刀殴り“こそ21.5%でランクAですが、基本的にモーション値の高い攻撃が多く、属性ダメージ割合としては、全体的に低めのランクCが多くなっています。
なお、検証条件は、抜刀殴り以外は、全て”力溜め状態”での計測です。
斜面滑走からの爽快な縦グルグル、”空中回転攻撃“は、属性値高そうだなーと勝手に思って使っていたのですが、結果は11.3%のランクCと、平均よりも低めの属性割合に。
それならばと、溜め3からの”地上回転攻撃(Lスティック+R2離す)×6発⇒強アッパー(△)“で試してみた所、なんとか標準的な15.0%のランクBまで上がりました。
個人的に試してみたかった、アイスボーンから追加のクラッチコンボ、”溜め3強叩きつけ(R2離す)⇒クラッチ(L2)⇒張り付き武器攻撃(△)“も、14.0%のランクBで、平均的な属性ダメージ割合となっていました。
Hit数自体は全体的に多めなので、属性攻撃よりも、状態異常攻撃系の方が向いている武器種かもしれませんね。
狩猟笛の属性ダメージ割合
今回の検証で、予想以上に属性割合が高かったのが、狩猟笛でした。
何となく、鈍器仲間のハンマーと同じぐらいの、低めの属性割合かなと予想していたのですが、全然そんな事はなく、演奏攻撃含めた全てのモーションで、Bランク以上の属性割合となっていました。
特に、”右連音攻撃(Lスティック+〇)“や”柄殴り(下入力+任意の攻撃ボタン)“、アイスボーンから追加の笛グルグル”響音攻撃(L2)“は、軒並みAランク以上の、高い属性割合となっています。
この辺りのモーションを中心に攻撃していけば、双剣や片手剣に匹敵する、属性武器としての運用も可能なのではないでしょうか。
なお、今回の検証では、全て”自己強化”と”攻撃力UP【小】”の重ね掛けによる、攻撃力上昇効果が乗っています。
操虫棍の属性ダメージ割合
思い込みというのは、良くないですね。
またまた勝手に、「手数多いし、属性割合高そう」と思っていた操虫棍ですが、”抜刀斬り“と”飛円斬り(〇)“はhit数が少なく、結構割合低めのCランクでした。
地上定点コンボの、”強化なぎ払い(〇)⇒強化連続斬り上げ(△)⇒強化けさ斬り(△)“の場合は、何とか平均的なランクBに。
“強化ジャンプ突進斬り(空中で〇)“も試してみた所、こちらはイメージ通り高めの属性割合で、26.9%のSランクでした。総ダメージは知りませんが、空中攻撃を多用するプレイスタイルの場合は、なるべく属性ダメージを盛った方が良いでしょうね。
アイスボーンから追加の”急襲突き(猟虫強化あり)“ですが、こちらは逆に、意外なほど属性ダメージ割合が低く、なんと6.0%のランクD(論外)でした。そもそも、猟虫自体に属性が付いている関係で、ハンターの属性は乗らないからでしょうね。
今回の検証は、”シナトオオモミジⅢ・攻 龍属性Lv20″を装備し、常に三色を取った状態での計測でした。
まとめ
またまた最後までお読みいただき、ありがとうございました。
前回の「大剣・片手剣・太刀・双剣編」に引き続き、各武器各モーションの、属性ダメージ割合の検証を行ってきましたが、いかがだったでしょうか?
今回検証した中では、“狩猟笛”の属性割合がかなり高かったのが予想外でした。このレベルなら、双剣や片手剣と比べても、遜色ないでしょう。
スラッシュアックスも、極端に低割合のモーションがなく、属性汎用性が高い印象です。
操虫棍は、筆者が勝手に「属性強い系武器」だと思っていたのですが、モーションによって、かなり属性割合に差がある事が分かりました。
属性ダメージ割合って、実際に計測してみないと、なかなか分からないものですね~
さて、属性割合編最終回の次回は、残りの「ランス・ガンランス・ライトボウガン・ヘビィボウガン・弓」の属性ダメージ割合について検証していきたいと思っています。
いよいよ、属性武器筆頭クラスの弓の登場です。お楽しみに!
↓属性割合編最終回できました!↓