モンスターハンターワールド時代は、属性値増加の上限値が低く、”無属性強化“に比べて影の薄い存在になってしまっていた、各種”属性攻撃強化“スキル。
アイスボーンからは、その上限値がかなり上がっていますし、武器の元々の属性値が低い場合のケアまでされているという親切設定に。
この記事では、アイスボーンでの属性値増加の上限値について、ワールド時代との比較、おすすめの属性攻撃強化スキルLvなどについて、詳しく解説していきます。
アイスボーンの属性増加上限値は「+150」と「×1.6倍」の二種類あった
境目は属性値”250″
いきなり結論からになりますが、例によってトレーニングエリアで色々な属性武器で柱をぶっ叩いて検証してみた結果、どうやら属性強化による属性値増加上限は、
元属性値250以下 | 元属性値250以上 | |
属性値増加上限 | +150 | ×1.6倍 |
となっている事が判明しました。 一の位の端数は四捨五入です。
武器に付いている元々の属性値が250よりも低い場合は、”+150の固定値計算式“が採用され、それ以上の場合は、より上昇量が大きくなる”×1.6の倍率計算式“が採用されるという、なかなかの親切設定になっています。
属性値が”250″の場合は、どちらの計算式でも上限値はちょうど”400″で同じになります。
なお、武器カスタムの数値も、元属性値として計算されます。
ボウガンの属性弾の属性値の上限値
ボウガンの属性弾の属性上限値だけはちょっと特殊で、
となっていました。
なぜか、属性値250以下でも、固定値上限の優遇措置がないんですよねー
ライトボウガン・ヘビィボウガンの属性弾の基礎属性値は、火・水・雷・氷の4属性共通で220なので、1.6倍して、属性上限値は350。各属性攻撃強化スキルをLv6まで積んだ場合、上限を10オーバーしてしまいます。
なぜボウガンだけ、こんな微妙な設定をするんでしょうね…??
なお、あまり使わないとは思いますが、滅龍弾の基礎属性値は180です。
ムフェトのEX龍紋は特殊な上限値
なお、ムフェト・ジーヴァのEX龍紋装備のシリーズスキル、”龍脈覚醒“及び”真・龍脈覚醒“を発動させた場合は、特殊な属性上限値となっています。
その辺りについては、
にまとめていますので、良かったらご覧くださいませ!
ワールドとアイスボーンの属性値上昇量の比較
属性攻撃強化の上限値が低過ぎたMHW
ワールド時代の属性値のスキルによる増加量は、最大で”武器の元の属性値×1.3倍まで“しかありませんでした。一の位の端数は四捨五入です。
この計算式では、属性値が元々低い武器の場合は増加上限値が低過ぎて、属性攻撃強化スキルを積んでもすぐに上限に達する事態に。無属性攻撃強化一強状態を作った一因でもあったと思います。
属性値増加量比較表
※隠れてしまいましたが、ホーリーセーバーのLv6の数値は240です。
こちらは、アイスボーン発売前のカプコンTVで発表されていた、ワールドとアイスボーンの武器属性値増加量についての比較表です。
ちなみに、“属性攻撃強化Lv6″は、アイスボーンから新登場のスキルレベルです。
属性値が低めの “ホーリーセーバー:水属性値120”の場合、ワールド時代の上限値はたったの”160″なので、属性攻撃強化Lv2で早々に上限値に達してしまっていました。しかし、アイスボーンでの上限値は”270″になりますので、スキルLv6まで積んでも大丈夫に。
属性値高めの”レイ=トリアングラー:氷属性330″の場合は、ワールドの計算式ではスキルLv3で上限値の”430″に達してしまいますが、アイスボーンの場合は上限値が”530″まで上がりますので、ご覧の通りスキルLv6の”500″まで上がってもまだ少々余裕があります。ワールド時代から、これぐらいの上限値なら良かったんですけどねー
さて、常に属性攻撃強化Lv6にできれば理想的ですが、他に優先すべきスキルが有ったりで、そうもいかない場合も多いと思います。ここからは、属性攻撃強化スキルを何レベルまで上げるべきかについて、考えていきましょう。
属性攻撃強化スキルは何レベルまで上げるべきか
属性攻撃強化Lv5までは、MHWの時の計算式と変わっていませんが、アイスボーンから新登場の属性攻撃強化Lv6は、”元属性値×1.2+100“という、なかなかの上昇量に。
Lv4以上では、掛け算が入りますので、元武器の属性値が高い方が有利になってきます。そこで、元の属性値100の場合と500の場合を比較検討してみました。
“増加量”欄は、例えばLv6の場合、Lv5からLv6にスキルLvを上げた場合の属性値増加量を表しています。
ご覧の様に、元の属性値が低い場合、最大の属性値増加量となっているのは、「スキルLv2 ⇒ Lv3」の部分の”+40″です。それ以上上げたとしても、”5~10″しか増加しませんので、他の攻撃スキルを優先した方が良いでしょうね。
元の属性値が高い場合は、最大の増加量は”スキルLv5 ⇒ Lv6″の部分になっています。Lv4以降も最低25ずつ上がっていますので、Lv4以上に上げる価値はあるでしょう。
まとめると、
- 元の属性値が低い武器:Lv3止め
- 元の属性値が高い武器:Lv4以上(できればLv6)
にしておくのがおすすめです。
“属性攻撃強化スキルが付く護石”のレベルも、アイスボーンからは“Lv4とLv5″が解放されていますので、うまく取り入れるとスキル構成の幅が広がりそうです。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アイスボーン発売前の情報などで、”属性値増加の上限が上がる“事は聞いていましたが、今回その辺りの数値を検証してみて、“足し算上昇と掛け算上昇”の併用という、なかなかの親切設定になっている事が分かりました。
元の属性値が低い場合、掛け算倍率だけでは結局低いままで終わってしまいますからね。
属性値が高い場合、例えばアイスボーンのイベクエで作れる大剣、”瞬間レイトウ本マグロ:氷属性690″の場合、なんと属性値の上限は”1100″に! いやー、よくこんな激冷えのヤツ素手で持ってますよね…
さて次回は、またまた属性値と関係の深い、ネロミェール装備の”属性加速”と”真・属性加速”について書いてみようかなと思っています。属性加速使うと、アイスボーンでも上限値に達する事が結構あるのでご注意を~