MHWアイスボーンから追加になった、クラッチクロー武器攻撃からの傷付けによる、モンスターの肉質軟化。
これ、弱点特効の発動も含めて、実はチート級に強い必須行動なのですが、意外と意識してない人も多いみたいなので、今回記事にしてみました!
野良パーティーに途中参加した時とかに、誰も傷付けしてないと驚愕しますね…
「それ、めちゃめちゃ損してますよ~」って、声を大にして言いたいです(笑)
なお、クラッチクローについての基本的な情報については、
の過去記事をまずはお読みくださいませ!
そもそもモンスターの肉質とは?
モンスターの肉質とは、モンスターの各部位ごとに設定されている、ダメージの通り易さの事。
例えば、怒り喰らうイビルジョーの肉質は、
となっています。
これは、そのまんま、”切断武器・打撃武器・遠距離武器”で攻撃した時の、ダメージ計算に百分率で反映されます。
つまり、同じ武器で攻撃しても、肉質45の部位に当たった場合と肉質15の部位に当たった場合とでは、なんと3倍もダメージが違う事に!
タイムアタックをやっているハンターさんの動画とかを見てみると、本当綺麗に第一弱点部位だけを狙っているのが分かると思います。筆者には到底無理です。プロハン様すげーです。
傷付けでどれぐらいモンスターの肉質は軟化するのか
さてそれでは、クラッチクローからの武器攻撃による傷付けで、肉質はどの程度変化しているのでしょうか?
傷付けで増える肉質変化数値の計算式は、
で計算できます。
肉質は、”その部位の柔らかさ”なので、”100-元の肉質”の部分を、”その部位の硬さ”と読み替えると、「その部位の硬さを3/4にする効果」とも言えますね。
つまり、肉質軟化の数値変化量は一定ではなく、「元々肉質が硬い部位ほど、傷付け肉質軟化の恩恵が大きい」という事になるのです。
元肉質と傷付け後肉質&ダメージ上昇倍率
続いて、元肉質と傷付け後肉質、ダメージ増加量及びダメージ増加倍率を、(Excel様が)5刻みで計算した一覧表を見てみましょう!
ご覧の様に、元の肉質数値が低い程、ダメージ増加率倍率が大きくなっていますね。
一般に”硬い部位”に設定されている部位は”肉質15”前後ぐらいの事が多いですが、その場合の傷付けによるダメージ上昇倍率は、何とチート級の2.42倍に!
“肉質15の部位”は、先ほどの怒り喰らうイビルジョーの首や胴の弾肉質、リオレウス希少種の頭と首の弾肉質など、結構よく出てきます。
ちなみに、リオレウス希少種の頭は、部位破壊で「15 ⇒ 50」と、傷付け前肉質が大幅に軟化するボーナス付きですので、これを狙わない手はないでしょう。是非、傷を付けてから部位破壊を狙ってみてください。
肉質軟化と弱点特効のシナジー効果が凄い件!
弱点特効の発動条件
大人気の火力スキル”弱点特効“ですが、これは、
「有効部位への攻撃時」と「傷がついていれば更に」の、二段階の効果判定があるスキルです。
この”有効部位”というのは、具体的には、「肉質45以上の部位」を指しています。
弱点特効Lv3の場合、傷をつけただけで会心率+20%ですよ!
これを見ただけでも、十分傷付けの有用性が分かると思います。
なお、弱点特効について詳しくは、過去記事の、
をお読みくださいませ。
元肉質いくつから弱点特効が発動するのか
この弱点特効スキルの重要な特徴は、実はもう一つあり、それは、
弱点特効スキルの発動は、「傷付け後の軟化した肉質でも判定される」という点です。
なので、通常は弱点特効が発動しない肉質45未満の硬めの部位でも、傷付け後であれば、弱点特効発動の可能性があるのです!
その数値は具体的にいくつからなのか、該当しそうな肉質25~30の部分について、肉質1刻みで計算してみると、
となりました。
傷付け後肉質の小数点以下の計算がどうなっているのかまでは分かりませんが、これで、「肉質26 or 27以上の部位に傷を付けると、弱点特効が発動する」事が分かりますね。
試しに、弱点特効Lv3で、「肉質30の部位に傷付けした場合」を例にして計算してみると、
- 傷付け自体によるダメージ上昇倍率:1.58倍
- 弱点特効Lv3発動によるダメージ期待値上昇倍率:1.125倍
- 総ダメージ期待値上昇倍率:約1.8倍
と、なかなか凄い事になっています!
「肉質26 or 27~44の部位に傷をつけると、弱点特効とのシナジー効果で超おトク」なのがお分かりいただけたでしょうか。
超会心Lv3などを加えると、さらに倍率はUPするでしょうね~
怒り喰らうイビルジョーの肉質的攻略法
それでは最後に、肉質からのモンスター攻略の具体例を一つ。
再度、最初に例として出した、”怒り喰らうイビルジョー”の肉質を見てみましょう。
ここまで読んで来られたハンター諸氏なら、もうピンと来たのではないでしょうか?
近接武器、特に上方リーチの短い武器種にとって、恐らく一番狙い易いであろう“後脚”の肉質が33で、弱点特効を絡めた傷付けが非常に美味い数値じゃないですか!
弱点部位が高所な事が多い、イビルジョーを含めた獣竜種の後脚は、大体肉質30前後ぐらいになっている事が多いです。
第一弱点のみを狙えるプロハン様ならいざ知らず、筆者を含めた一般ハンターにとって、”傷付け後脚狙い戦法“は、なかなか有効な作戦なのではないでしょうか。
“傷付け ⇒後脚狙い ⇒ 転倒”で拘束も狙えますしね。
尻尾を切る時も、傷付けをお忘れなく~
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回は、モンスターの肉質と傷付け、弱点特効について書いてみましたが、いかがだったでしょうか?
野良パーティーなどに入ると、全く傷付けせずに、わざわざ硬い部位ばかり狙っているマゾマゾハンターさんを結構見かけます。
せめて、肉質軟化させてから殴ってください。お願いします…(切実)
攻撃が激しかったり高所だったりで、第一弱点付近を狙いにくい敵の場合、肉質26 or 27~44辺りの狙い易い部位に傷をつけて攻撃していくのは、非常にクレバーな良戦法だと思います。恐らく、討伐スピードも速くなるのではないでしょうか。
これまであまり傷付けに興味がなかった方も、一ヶ所だけでも良いですので、ぜひ傷付けにチャレンジしてみてくださいませ!
てかもう、「全武器種傷付け一発&確率で弾落とし」とかで良いんじゃないですかね。カプコン様。