ついにPC版(Steam版)MHWアイスボーンも発売されましたね!
モンスターハンターワールドアイスボーンから、大きな爪を射出してモンスターにしがみついていく、”クラッチクロー“が実装されました。
モンスターに傷を付けたり、スリンガーの弾を落とさせたりと、戦略の幅が広がります。
何となく冗長だった乗りに比べ、スピーディーで見た目もカッコよく、なかなかナイスな追加要素ですよね!
PS4版での記事ですが、ぜひPC版(Steam版)の方も、参考になさってくださいね。
この記事では、クラッチクローからのしがみつき攻撃の、武器種ダメージランキング、傷を付けやすい肉質軟化担当武器種、武器種固有のクラッチクローなどについて、詳しく解説していきます。
クラッチクローからの武器攻撃の使い方
しがみつきとクラッチクローからの武器攻撃
まずは、簡単にクラッチクローからの武器攻撃のご説明から。
L2ボタンでモンスターを狙い、そのままL2を押しながら〇ボタンを押すと、クラッチクローを射出して、モンスターの狙った部位にしがみつく事ができます。
そして、モンスターにしがみついた状態で△ボタンを押すと、各武器種に固有の武器攻撃が発動。
この時にモンスターに傷を付けたりもできるのですが、それはまた後述します。
モンスターから降りたい場合は×ボタンです。この時に、“滑空の装衣”を着ているとフワッと飛べますので、そのままジャンプ攻撃を狙ったりもできます。
ちなみに、ジャンプ中も同じ操作でしがみつき可能ですし、通常の乗り状態から”L2+〇ボタン”で、クラッチクローしがみつき状態に移行することもできます。
また、ガンナー系の方が、クラッチクローの射程が長い仕様になっています。
さてそれでは、”しがみつきからの武器攻撃は、どれぐらいダメージが出ているのか“を実際に検証してみましたので、ご覧ください。
クラッチクロー武器攻撃ダメージランキング
しがみつき攻撃はどれぐらいダメージが出ているのか?
βテストの全武器で、クラッチクローしがみつきからの武器攻撃(△ボタン)を、トレーニングエリアの荷車頭部に当てた場合の武器別ダメージランキングです。
デフォルト装備のウルファ一式を装備しているので、”攻撃Lv2″が発動しています。
なお、大体同じぐらいの強さになっているβテストで使える武器も、武器種によって多少の強弱はありますので、大まかな傾向を掴む程度とお考えください。
順位 | 武器種 | 名称 | クラッチクローダメージ |
1 | 大剣 | 大鬼のアギト | 377 |
2 | ヘビィボウガン | エイム=デステリオ | 370(機関竜弾) |
3 | 双剣 | 蛮顎竜ノ烈爪 | 335(12Hit時) |
4 | チャージアックス | クロムフォート | 334(盾+剣強化時) |
5 | チャージアックス | クロムフォート | 324(盾強化時) |
6 | 操虫棍 | 龍封じの古杖 | 316(赤白エキス時) |
7 | チャージアックス | クロムフォート | 305 |
8 | ヘビィボウガン | カルティ=ブラスター | 297(狙撃竜弾) |
9 | 操虫棍 | 龍封じの古杖 | 292 |
10 | 操虫棍 | クロムトライデント | 287(赤白エキス時) |
11 | 弓 | 龍封じの古弓 | 281(強撃瓶追撃時) |
12 | 弓 | 龍封じの古弓 | 272(接撃瓶追撃時) |
13 | 弓 | 龍封じの古弓 | 262(瓶なし追撃時) |
14 | 操虫棍 | クロムトライデント | 260 |
15 | 狩猟笛 | 蛮顎竜ノ鼻唄 | 213 |
16 | ハンマー | ガイアクローザー | 207 |
17 | スラッシュアックス | 巨牛の大剣斧 | 201 |
18 | ランス | ガマルスクリュー | 200 |
19 | 太刀 | 蛮顎竜ノ激牙 | 191(赤ゲージ時) |
20 | 弓 | 龍封じの古弓 | 185(追撃なし) |
21 | 片手剣 | ナーガ=サクス | 180 |
22 | 太刀 | 蛮顎竜ノ激牙 | 163 |
23 | ガンランス | 牙竜銃槍【大喰王】 | 161 |
24 | ライトボウガン | クロスブリッツァ | 144 |
24 | ライトボウガン | 巨牛の大弩 | 144 |
大剣・ヘビイボウガン(機関竜弾)・双剣・チャージアックスが強い!
堂々の1位は大剣
突き刺してバリバリと斬り降ろすモーションの大剣が、ダメージ377で、ダメージランキング1位でした。
武器名は大鬼のアギト。
スリンガー強化撃ちからの真溜めといい、大剣はアイスボーンからの新要素の恩恵をかなり受けている様です。
ただ、斬り降ろし部分のHit数はモンスターの大きさに依存しますので、荷車後部にクラッチした時の総ダメージは345でした。それでも十分強いですが。
ちなみに、大剣の真溜め斬りループに関しては、”大剣真溜め斬りループは強化撃ち⇒なぎ払いがおすすめ!“の方で詳しく解説しています。
機関竜弾使用のヘビィボウガンが2位
僅差の2位はヘビィボウガンの、機関竜弾が使えるエイム=デステリオで370ダメージ。
モンスターにしがみつき、豪快に機関竜弾をぶっ放します。
定点攻撃なので、モンスターの大きさに影響されないのが強みです。
カルティ=ブラスターも攻撃力は同じ405なのですが、狙撃竜弾はモーションが違い、ダメージは297と、73もの差が出ています。
3位は双剣
3位は双剣の蛮顎竜ノ烈爪で、ダメージは335。
鬼人化しても、特にダメージは変わりませんでした。
双剣は、12撃全Hitで335ダメージでしたが、11Hitの事も多く、やや不安定でした。
荷車後部へのダメージは、10Hitで276でした。
4位と5位は強化時のチャージアックス
4位は、チャージアックスクロムフォートの盾強化+剣強化時で334ダメージ。
5位は、盾強化時で324ダメージでした。
剣強化すると、5ダメージの追撃が2発入って+10になる様子。
無強化状態からは、盾剣強化時で29ダメージのUPです。
新要素の斧強化では、特にダメージに変化はありませんでした。
無ゲージ太刀・ガンランス・ライトボウガンはダメージ弱め
この3武器種が、クラッチクローからの武器攻撃ワースト3でした。
最下位のライトボウガンのダメージは144で、1位の大剣と233ものダメージ差が。
太刀は赤ゲージにすると28ダメージ上がりますが、それでも19位止まり。
ガンランスは、今回は砲撃タイプが通常型でしたので、放射型や拡散型ではまたランキングが違ってくる可能性もあります。
武器種別ダメージ比較一覧表
ランキング化する前の武器種別ダメージ比較一覧表も置いておきます。
武器種 | 名称 | クローダメージ | ダメージ補足 |
大剣 | 大鬼のアギト | 377 | |
片手剣 | ナーガ=サクス | 180 | |
双剣 | 蛮顎竜ノ烈爪 | 335 | 鬼人化でも変わらず |
太刀 | 蛮顎竜ノ激牙 | 163 | 191(赤ゲージ時) |
ハンマー | ガイアクローザー | 207 | |
狩猟笛 | 蛮顎竜ノ鼻唄 | 213 | |
ランス | ガマルスクリュー | 200 | |
ガンランス | 牙竜銃槍【大喰王】 | 161 | |
スラッシュアックス | 巨牛の大剣斧 | 201 | 剣強化でも変わらず |
チャージアックス | クロムフォート | 305 | 324(盾強化時) 334(剣盾強化時) |
操虫棍 | クロムトライデント | 260 | 287(赤白エキス時) |
操虫棍 | 龍封じの古杖 | 292 | 316(赤白エキス時) |
ライトボウガン | クロスブリッツァ | 144 | |
ライトボウガン | 巨牛の大弩 | 144 | |
ヘビィボウガン | エイム=デステリオ | 370(機関竜弾) | |
ヘビィボウガン | カルティ=ブラスター | 297(狙撃竜弾) | |
弓 | 龍封じの古弓 | 185 | 下記参照 |
番外編:弓のクラッチクロー攻撃からの空中追撃について
弓は、しがみついて矢切りで攻撃して離脱する時に、空中で追撃が可能です。
追撃ダメージは、
- 瓶なし時追撃:26×3=78ダメージ
- 接撃瓶装着時追撃:29×3=87ダメージ
- 強撃瓶装着時追撃:32×3=96ダメージ
と、なかなかのもの。
やり方は、離脱時に空中でR2を押すだけと、簡単です。
カッコいいので、ぜひ試してみてください!
ここからは、クラッチクローについてもう少し詳しく見ていきます。
クラッチクローからの武器攻撃は、大きく二種類に分かれる
モンスターに傷を付け、肉質を軟化させるグループ
「大剣、ハンマー、狩猟笛、ランス、スラッシュアックス、チャージアックス、ヘビィボウガン」は、しがみついて△で武器攻撃をすると、その部位に一発で傷を付け、肉質を軟化させる事ができます。
傷の付いた部位(白っぽくなっている)を攻撃すると、ダメージ表示周りの四スミに点が表示され、傷部位に攻撃がヒットしているかどうか判断できます。
傷の有効時間は、1分30秒。複数個所でもOKです。
また、傷が付いているかどうかは、弱点特効スキルにも大きく関係する様になり、超重要ポイントに。傷付け担当武器種さんは、積極的にクラッチクローを狙っていくと良いでしょう。
詳しくは、”弱点特効がクラッチクローほぼ必須化|傷付け担当武器種とは?“をご覧ください。
スリンガー装填石を落とさせる事ができるグループ
「片手剣、双剣、太刀、操虫棍、ガンランス、ライトボウガン、弓」は、 しがみついて△で武器攻撃をすると、スリンガーに装填できる石を落とさせる事ができ、少しだけ傷を付ける事もできます。
これらの武器種でも、二回△ボタンでしがみつき武器攻撃をすれば、傷を付けられます。
ちなみに、〇ボタンのクラッチクロー攻撃3回+△ボタン武器攻撃なら、一撃で傷を付ける事ができます。クラッチクロー攻撃単独なら5回で傷が付きます。
落ちた石は自分で使っても良いですし、マルチでは、スリンガー強化撃ちを多用するであろう大剣等に喜ばれると思います。
※後のアップデートで、「片手剣と双剣」は、下記の固有行動からの傷付けが追加され、傷付けがとても楽になっています。
武器種固有のクラッチクロー攻撃
片手剣のクラッチクローアッパー
抜刀時の回避中にL2で、少しジャンプしながらクラッチクローアッパーでモンスターにしがみつけます。
ダメージは、普通にクラッチクローからしがみついた時と変わりません。
アッパーは、回避した正面方向にしか出せないのがやや不便です。
Lスティックを他の方向に入れていると、高確率でクラッチクローアッパー失敗になります…
双剣の二回転斬り後のクラッチクロー
鬼人化中に〇ボタンで出せる二回転斬り(ややジャンプしながら斬るアレ)後にL2で、クラッチクローのしがみつきを出せます。
すぐに△ボタンを押すと、隙の少ない回転斬り上げに派生します。
ハンマーの溜め攻撃後のクラッチクロー
ハンマーは、溜めアッパー(タメ2)と溜め叩きつけ(タメ3)後にL2で、 クラッチクローからしがみつきが出せます。
溜めアッパーからはそのまましがみつきますが、溜め叩きつけ後には坂道での様に回転攻撃を出しながらしがみついていきます。
ランスはカウンタークロー構えからしがみつく
ランスは、L2長押しの強化撃ちガード中に〇ボタンで、カウンタークロー構えという状態に以降。
構え中は、マッハでスタミナが減るのでご注意を。
そして、カウンタークロー構え中に攻撃を食らうと、自動的にしがみつきます。
モーションがカッコいいので、ぜひ試してみてください。
しがみつきに成功すると、短時間SA(吹き飛ばされ無効)効果が付きます。
スラッシュアックスは属性開放付きからのクラッチクロー
スラッシュアックスは、属性解放突き中にL2で、クラッチクローからモンスターにしがみついていきます。
この時のクラッチクロー攻撃は、ゲージが溜まり易くてお得です。
また、剣高出力状態時にクラッチクローでしがみつき、△+〇ボタンを押すと”零距離解放突き”が出せます。
このアクションは、何故か「剣変形できないぐらいゲージが減っていても出せる」のでなかなか強力です。”整備Lv5″を発動させた状態で、”不動の装衣”と”転身の装衣”を着回せば、かなりの時間、ずっとパンパンしていられます。
操虫棍は空中からクラッチクローでしがみつく
操虫棍は、空中でL2を押すと、クラッチクローを射出してしがみついていけます。
ダメージは、通常のクラッチクローしがみつきと変わりません。
まぁ、他武器種もジャンプ中にL2+〇でクラッチクローが使えますが。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アイスボーン新要素のクラッチクローと派生攻撃。
検証してみて、武器種によってかなり武器攻撃ダメージが違う事が分かりました。
ダメージランキング上位の武器種は、積極的にクラッチ攻撃していくと良いでしょう。
また、弱点特効との関係もあり、“モンスターに傷を付ける”のは超重要事項に。
ぶっ飛ばしや強化撃ちを絡めた連携等々、工夫次第で色々と活用できそうなクラッチクローのご紹介でした。
ぶっ飛ばしのやり方やモンスターの回転方向、怒り状態の判別方法などは、”モンスターの回転方向&怒り状態判別方法|クラッチクローぶっ飛ばし解説“をご覧くださいませ!