さて今回は、MHWアイスボーンの弓と相性の良さそうな、属性攻撃関係のシリーズスキル三種類、
- 真・会心撃【属性】
- 属性加速+会心撃【属性】
- 冰気錬成+会心撃【属性】
のダメージ上昇率を、徹底的に比較してみました。
ご存知かとは思いますが、”真・会心撃【属性】(真・属性会心)“は、リオレウス希少種(銀レウス)の防具”シルバーソルシリーズ”を4部位以上装備する事で発動するスキルです。
“属性加速“は、ネロミェールの防具”テンタクルシリーズ”を2部位以上装備で発動。
“会心撃【属性】(属性会心)“と”冰気錬成(ひょうきれんせい)“は、イヴェルカーナの防具”ラヴィーナシリーズ”を、それぞれ2部位と4部位以上装備で発動するスキルです。
さぁ、それぞれ実際に、どの程度ダメージが上昇しているのでしょうか。
検証してみると、かなり意外な結果になりましたので、ぜひ最後までお読みくださいませ!
えーと、最後までとか言いながら、例によって長文ですみません…(笑)
ダメージ増加率検証条件について
まずは、それぞれのダメージ増加率の検証条件からです。
武器は、物理攻撃力に比べてなるべく属性攻撃力が高そうな、「万雷弓【羽々矢】:攻撃力264 雷属性値330 会心率15%」を使用しました。
全パターン共通の発動スキルは、
- 見切り7
- 弱点特効3
- 超会心3
- 弓溜め段階解放
です。
常時会心率100%にする為に、武器の会心カスタムも入れています。会心が出たり出なかったりだと、検証が激しく面倒になりますので…
ちなみに、カスタム強化で属性値を上げると、その分“属性値の上限”も一緒に上がります。
属性攻撃強化は、
- 属性攻撃強化なし:属性値330
- 属性攻撃強化6:属性値500
の二種類で試しています。
攻撃方法は、「R2通常矢×4発+剛射」を4セット、合計20発(60Hit)としてみました。
以上の条件で、「会心率100%+超会心3+弓溜め段階解放」のみが発動した、トレーニングエリアの荷車に対する、比較対象となる合計ダメージがこちらです。
属性強化 なし | ダメージ 増加率 | 属性強化 Lv6 | ダメージ 増加率 | |
発動なし | 2073 | 0% | 2308 | 0% |
さて、それではこれを基にして、それぞれのパターンのダメージ増加率を検証していきましょう!
まずは、”属性加速+会心撃【属性】“のパターンからです。
属性加速+会心撃【属性】のダメージ増加率
加速と会心撃のW属性上昇効果でおトク
ネロミェールの”テンタクルシリーズ”は、2部位以上装備で、「属性加速:属性値+60」が発動します。
同じく2部位以上で発動の、イヴェルカーナの”ラヴィーナシリーズ”の、「会心撃【属性】:会心発生時属性値1.35倍(弓の場合)」と組み合わせることで、加速分の属性値も1.35倍の「+81」になってくれる、おトクな”W属性上昇効果“が得られます。
なお、”属性加速”と”真・属性加速”の発動条件などの詳細は、以前の記事「ネロの属性加速と真・属性加速の上昇量判明!|発動条件や継続時間など検証」をご覧くださいね。
“属性加速+会心撃【属性】”のダメージ上昇率
“属性加速“と”会心撃【属性】“を、同時に発動させた場合のダメージ上昇率の検証結果は、
属性強化なし 属性値390 | ダメージ 増加率 | 属性強化Lv6 属性値530 | ダメージ 増加率 | |
発動なし | 2073 | 0% | 2308 | 0% |
属性加速 +会心撃【属性】 | 2352 | 13.5% | 2580 | 11.8% |
でした。
“属性強化なし”及び”属性攻撃強化Lv6″の両方で、「属性加速:属性値+60」を最初から発動させてあります。
“属性攻撃強化Lv6″の場合は、”属性値の上限1.6倍“にかかってしまい、属性値30程損をしてしまったので、ダメージ増加率が低くなっています。このパターンを装備する場合は、属性値の上限にはご注意くださいね。
属性値の上限について詳しくは、「属性攻撃強化の倍率上限は「+150」と「×1.6倍」の二種類!」をお読みくださいませ。あぁ、最近丸投げ癖が…
ダメージ上昇率は、属性攻撃強化”なし”及び”Lv6″でそれぞれ、”13.5%“と”11.8%“でした。
なお、“会心撃【属性】”及び”真・会心撃【属性】”には、属性上限は関係ありません。
続いて、シルソルの”真・会心撃【属性】”のダメージ上昇倍率について、見ていきましょう。
真・会心撃【属性】のダメージ増加率
真・会心撃【属性】の倍率は1.55倍か
“真・会心撃【属性】(真・属性会心)“は、リオレウス希少種(銀レウス)の防具”シルバーソルシリーズ”を4部位以上装備する事で発動します。
スキル説明文では、「攻撃で会心が発生した際に与える属性ダメージ(火、水、雷、氷、龍)がかなり高くなる」となっています。
“真・会心撃【属性】”の倍率ですが、トレモで検証してみた結果、小数点以下の誤差などもあり、”属性値1.54±0.01倍“という結果になりました。おそらく、切り良く「会心時属性値1.55倍」だと思います。
真・会心撃【属性】と属性加速+会心撃【属性】の比較
それでは、先ほどの”属性加速+会心撃【属性】”と”真・会心撃【属性】“との、ダメージ上昇率を比較していきましょう。
属性強化 なし | ダメージ 増加率 | 属性強化 Lv6 | ダメージ 増加率 | |
発動なし | 2073 | 0% | 2308 | 0% |
属性加速 +会心撃【属性】 | 2352 | 13.5% | 2580 | 11.8% |
真・会心撃【属性】 | 2308 | 11.3% | 2644 | 14.6% |
“真・会心撃【属性】”のダメージ増加率は、属性強化”なし”と”Lv6″それぞれで、”11.3%“及び”14.6%“でした。
ご覧の様に、”属性強化なし:属性値330″の場合は、“属性加速+会心撃【属性】”の方が、ダメージ増加率が高くなっています。属性値が低めの場合ほど、”属性加速”の属性値定数上昇が生きて来るからでしょうね。
しかし、”属性攻撃強化Lv6:属性値500″になった時点では、“真・会心撃【属性】”のダメージ増加率が逆転しています。
“真・会心撃”と”属性加速+会心撃”は、いつ逆転する?
具体的に、この逆転現象は属性値いくつで起こるのかも調べてみると、
属性強化 なし | ダメージ 増加率 | 属性強化 Lv3 | ダメージ 増加率 | 属性強化 Lv6 | ダメージ 増加率 | |
発動なし | 2073 | 0% | 2212 | 0% | 2308 | 0% |
属性加速 +会心撃【属性】 | 2352 | 13.5% | 2532 | 14.5% | 2580 | 11.8% |
真・会心撃【属性】 | 2308 | 11.3% | 2532 | 14.5% | 2644 | 14.6% |
ちょうど、「属性攻撃強化Lv3:属性値430」の時点で、両者全く同じダメージになりました。
これ以上属性値が上がると、”真・会心撃【属性】”の方が有利になっていきますので、シルソルの”真・会心撃【属性】”を使う場合は、武器カスタム含めて、属性特化にした方が良いでしょうね。
さて、それでは次に、”冰気錬成+会心撃【属性】“のダメージ増加率を見ていきましょう。
冰気錬成+会心撃【属性】のダメージ増加率
冰気錬成(ひょうきれんせい)のダメージ倍率
“会心撃【属性】(属性会心)“と”冰気錬成(ひょうきれんせい)“は、イヴェルカーナの防具”ラヴィーナシリーズ”を、それぞれ2部位と4部位以上装備で発動するスキルです。
つまり、”冰気錬成”が発動する場合、100%”会心撃【属性】”も発動している訳ですね。
冰気錬成はゲージ制で、”攻撃する度に”ゲージが減少していきます。
冰気錬成ゲージのダメージ倍率は、武器種によって違い、弓の場合は、
冰気ゲージ | ダメージ倍率 |
Lv3 | 1.25倍 |
Lv2 | 1.20倍 |
Lv1 | 1.05倍 |
Lv0 | 1.0倍 |
となっています。物理にも属性にも等しく掛かるので、属性重視武器でもOKです。
冰気錬成について詳しくは、「イヴェルカーナ装備の冰気錬成(ひょうきれんせい)が1.3倍で鬼強い!|抜刀大剣復活か」をお読みくださいませ。また丸投げですみません(笑)
“加速+会心撃”vs”真・会心撃”vs”冰気錬成”ダメージ比較
それではいよいよ、冰気錬成を含めた、全パターンのダメージ上昇率を比較していきましょう。
衝撃の検証結果はこちらです!
“冰気錬成+会心撃【属性】“のダメージ増加率は、属性強化”なし”と”Lv6″それぞれで、”24.7%“及び”27.0%“となりました。
”属性攻撃強化なし”の場合、“真・会心撃【属性】”の二倍以上、”属性攻撃強化Lv6″の場合でも、実に二倍近くのダメージ増加率となっています。属性ダメージが強い弓で、この結果は凄いですよね。
「たぶんシルソルの方が強いだろうなー」とか思って検証していたので、こんなにも差が付くなんて、正直驚きでした。
冰気錬成の各段階でのダメージ詳細
“冰気錬成”はゲージ制なので、ゲージの減衰に伴って、ダメージも減少していきます。
各段階でのダメージ詳細も記録していましたので、表にしてみると、
冰気錬成 | 属性強化 なし | ダメージ 増加率 | 属性強化 Lv6 | ダメージ 増加率 |
ループ1 | 701 | 35.0% | 793 | 37.4% |
ループ2 | 672 | 29.5% | 762 | 32.1% |
ループ3 | 630 | 21.4% | 714 | 23.4% |
ループ4 | 583 | 12.3% | 663 | 14.9% |
合計 | 2586 | 24.7% | 2932 | 27.0% |
となりました。“ループ”は、”R2通常矢×4発+剛射”のワンセット(15Hit)を表しています。
シルソルの”真・会心撃【属性】”の1ループダメージは、
- 属性攻撃強化なし:577
- 属性攻撃強化Lv6 :666
なので、冰気錬成のループ4回目で、大体同じぐらいのダメージになりますね。
このまま撃ち続けたと仮定すると、
- 属性攻撃強化なし:8ループ目(120Hit)
- 属性攻撃強化Lv6 :7ループ目(105Hit)
までは、冰気錬成パターンの方が、合計ダメージが上回る計算になります。
真・属性会心+フルチャージ3のダメージ倍率
ついでに、“真・会心撃【属性】”の方にだけ、”フルチャージ3:体力満タン時基礎攻撃力+20“も付けて試してみました。
結果は、
となり、フルチャ3を積んでも、、冰気錬成パターンを超える事はできませんでした。
まとめ
またまた長い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回は、主に弓と相性が良さそうな三種類のスキル、
- 属性加速+会心撃【属性】
- 真・会心撃【属性】
- 冰気錬成+会心撃【属性】
のダメージ増加率を検証してみましたが、いかがだったでしょうか。
てか、昔は確か、”属性会心”って言ってましたよねー
“属性加速+会心撃【属性】”と”真・会心撃【属性】”に関しては、”属性値が高いか低いか“で、どちらが有利になるかが変わってきます。カスタム強化を含めて、属性に全フリの場合は、シルソルの”真・会心撃【属性】”の方が強そうですね。
後は、”体術”や”体力”などの、準必須スキルをお好みでという感じでしょうか。
TA動画とか見ていると、シルソルの”真・会心撃【属性】”を使われている方が多いので、「やっぱシルソル強いんだろうな~」とか思いながらの検証でしたので、“冰気錬成+会心撃【属性】”のダメージ上昇率の凄さには、正直驚かされました。
ただ、冰気錬成パターンは、ちょいちょい納刀する必要がありますので、その点にはご注意を!
うまく冰気錬成の真価を引き出すには、立ち回りに少々工夫が必要かもしれません。
例えば、納刀必須を逆手にとって、「効果時間21秒の”怪力の丸薬”」を飲みまくるパワープレイとか、面白そうじゃないですか? ちなみに、今回検証した”R2通常矢×4発+剛射”の4セットで、ちょうど20秒ぐらいになりました。
「納刀時に何秒でゲージが回復するのか」などの、”冰気錬成”について詳しくは、「イヴェルカーナ装備の冰気錬成(ひょうきれんせい)が1.3倍で鬼強い!|抜刀大剣復活か」をご覧くださいませ。
また、装備及びスキル構成については、持っている装飾品によってベストな組み合わせが人それぞれ変わってきますので、是非ナイスなマイセットを作ってみてください。
装飾品かぁ…、アレとかアレとか、いつになったら出るんですかね…