モンスターハンターワールドアイスボーンから実装された、”スリンガー強化撃ち“。
ワールドまで今一つ地味な感じだったスリンガーは、アイスボーンでどの様な進化を遂げたのでしょうか。
強化撃ちができる武器種とできない武器種、大型モンスターが落とす石の強化撃ちの、単発と全弾のダメージランキングと活用法を解説していきます。
検証してみて、結構なダメージソースにもなり得ることが判明しました。
スリンガー強化撃ちの使い方
特別なスリンガー構えから射出されるスリンガー強化撃ち。
スリンガー強化撃ちは射程が短くなる代わりに、通常撃ちに比べて格段にダメージが上がり、モンスターを怯ませる効果もUPします。
使い方は、各武器種に固有のタイミングでL2や、R3で通常撃ちと切り替えてR2など、様々です。
固有のタイミングについては、ハンターノートをご覧ください。
スリンガー強化撃ちはどの武器でも使える?
残念ながら、スリンガー強化撃ちはできる武器とできない武器があります。
強化撃ちできる武器種
大剣 太刀 片手剣 双剣 ハンマー ランス スラッシュアックス チャージアックス
強化撃ちできない武器種
狩猟笛 ガンランス 操虫棍 ライトボウガン ヘビィボウガン 弓
です。
ただ、ガンランス、操虫棍、弓には、武器種固有のスリンガー弾の使用方法が設定されています。
特に、大剣は真溜め切りからの最速連携に、スリンガー強化撃ちが必須レベルになっています。
大剣のスリンガー活用法については、”大剣真溜め斬りループは強化撃ち⇒なぎ払いがおすすめ!“の記事で詳しく解説していますので、良かったらお読みください。
それでは、モンスターが落とす石のスリンガー強化撃ちは、実際にどれぐらいのダメージが出るのか、ランキング形式で見ていきましょう。
大型モンスターが落とす石は4種類
大型モンスターが落とす石は、「粘着石、可燃石、先鋭石、滅龍石」の4種類です。
ちょうど、全てトレーニングエリアで拾える様になっていますので、その分のダメージを検証してみました。”石ころ“も比較として載せています。
モンスターが落とす石の強化撃ち単発ダメージランキング
まずは、モンスターが落とす石を装填し、スリンガーで単発強化撃ちした時のダメージランキングです。
発射対象は、トレーニングエリアの荷車です。通常撃ちのダメージも、参考に載せておきます。
ちなみに、スリンガーの弾のダメージも、ちゃんと着弾部位の肉質の影響を受けますので、なるべく弱点部位を狙った方がダメージが出やすいです。
順位 | 石名 | スリンガー名 | 装填数 | 強化撃ちダメージ | 通常撃ちダメージ |
1位 | 粘着石 | スリンガー着撃弾 | 2 | 着弾13+殴り時17×3×3回=166 | 着弾4+殴り時17×3回=55 |
2位 | 可燃石 | スリンガー爆発弾 | 3 | 着弾3+爆発105=108 | 着弾4+爆発40=44 |
3位 | 先鋭石 | スリンガー貫通弾 | 3 | 17×6=102 | 8×4=32 |
4位 | 滅龍石 | スリンガー滅龍弾 | 7 | 着弾4+爆発28×3=88 | 19 |
5位 | 石ころ | 石ころ | 20 | 13×3=39 | 4 |
モンスターから拾える石は、どれもダメージが高いですね。
第1位:粘着石(スリンガー着撃弾) 166ダメージ
粘着石(スリンガー着撃弾)って、皆さんじっくり見たことありますか??
上の画像の赤丸の所の、赤いイガイガの物体が着撃弾です。
ひっつきむし(?)というか、ドラゴンフルーツというか…
筆者は恥ずかしながら、今回の検証で初めて「こんな形だったのかー!」と知って驚きました。
着撃弾着弾時のダメージが13で、イガイガが三つくっつきます。その後、イガイガに攻撃がヒットすると、17×3=51 のダメージが発生。ダメージは三回まで発生しますので、合計ダメージはなんと166に。
大樽爆弾Gのダメージが、下位で150、上位180ですので、その強さが分かると思います。
粘着石の装填数は二発までで、同時に二発まで(イガイガ6個まで)モンスターにくっつけられます。
なお、イガイガの有効時間は2分間でした。
第2位は可燃石(スリンガー爆発弾) 108ダメージ
2位は、可燃石(スリンガー爆発弾)です。
着弾時に3ダメージが発生し、時間差で爆発して105のダメージが発生。
合計108ダメージで、装填数は3発です。
第3位:先鋭石(スリンガー貫通弾) 102ダメージ
僅差の3位は、先鋭石(スリンガー貫通弾)でした。
発射すると散弾状に広がり、合計17×6=102 のダメージを与えます。
ただ、モンスターの大きさにもよりますが、全弾ヒットさせる為にはかなり接近する必要があり、少し離れるとヒット数が減ってしまうので、注意が必要です。
一応、簡単な動画も撮ってみました。
少しの距離の違いで、着弾数が”6発⇒3発⇒0発”と減っているのが分かると思います。
装填数は3発です。
第4位:滅龍石(スリンガー滅龍弾) 88ダメージ
第四位は、滅龍石(スリンガー滅龍弾)です。
着弾時に4ダメージを与え、その後28×3=84 の爆発が起こり、合計88ダメージになります。
滅龍弾の特徴は、装填数が比較的多い事で、7発まで装填できます。
第5位:石ころ(石ころ) 39ダメージ
断トツで最下位は、石ころです。
13ダメージが3ヵ所で、合計39ダメージを与えます。
強みは装填数の多さで、これまた断トツの20発まで装填できます。
そして、”何度でも拾える“というのもメリットでしょう。
次に、装填した弾を全て撃ち切った場合の、総ダメージを見てみます。
モンスターが落とす石の強化撃ち総ダメージランキング
順位 | 石名 | スリンガー名 | 装填数 | 強化撃ち総ダメージ | 通常撃ちダメージ |
1位 | 石ころ | 石ころ | 20 | 780 | 80 |
2位 | 滅龍石 | スリンガー滅龍弾 | 7 | 616 | 133 |
3位 | 粘着石 | スリンガー着撃弾 | 2 | 332 | 110 |
4位 | 可燃石 | スリンガー爆発弾 | 3 | 324 | 132 |
5位 | 先鋭石 | スリンガー貫通弾 | 3 | 306 | 96 |
総ダメージでは、装填数20の強みを生かして、“石ころ”がトップに立ちました。
780ダメージは、大樽爆弾G 4~5個分になります。
第2位は滅龍弾で、7発で616ダメージと、なかなかのもの。
大きく離れて三位以下は、大体同じぐらいの300ダメージ前半でした。
大剣の真溜め斬りループ用なら、滅龍石ぐらいが、ダメージと装填数のバランスが良くておすすめです。
まとめ
スリンガー強化撃ちなんてマイナーなテーマを最後までお読みいただき、本当にありがとうございました(笑)
アイスボーンから追加の新要素、”スリンガー強化撃ち“。
正直あまり期待せずに検証を始めたのですが、意外と強くて驚きました。
単発なら、粘着石(スリンガー着撃弾)が166ダメージと断トツの強さを見せました。
攻撃での誘爆範囲は結構広いので、モンスターに確実にヒットさえさせておけば、粘着石2発分で大樽爆弾G2個分程度の追加ダメージを与えられます。
モンスターから拾える石は、他の石に比べて、どれもダメージが高いです。
また、大剣などのスリンガー強化撃ちを多用する武器種なら、装填数の多い弾の良さも生かせるでしょう。
石ころ20個を全部使いきるのはやや難しいかもしれませんが、滅龍石の7発ぐらいなら使いきれそうです。
滅龍石7発で、追加の総ダメージ616はかなり美味しいのではないでしょうか。
他の武器種でも、うまく強化撃ちを使っていけば、なかなかの追加ダメージを与えられると思います。
大剣がパーティーに居る時は、積極的にクラッチクローからの武器攻撃で、石を落としてあげてください。
大剣使いは結構、石を探してウロウロしますので… (切実)